2011年1月7日金曜日

JICA青年海外協力隊@ウガンダ体験記 (2009年) 1/3: 参加までの経緯

またまたLondonでの生活開始前の話になるが、このBlogのテーマとも深い関わりがあるので体験を整理することにする。

今からもう2年近く前のことになるが、タイトルの通り、2009年の2~7月にJICAの青年海外協力隊短期ボランティアプログラムで東アフリカのウガンダで活動をしてきた。

(ウガンダの首都カンパラの乗合タクシー"マタツ"の群れ)

(当時Blogは⇒ http://uganda2009.exblog.jp/

参加までの経緯
私はそれまでIT・経営コンサルティングの仕事を日本でしていたごくごく普通のモーレツビジネスマンで、途上国に行ったこともなければ"コクサイキョウリョク"・"カイハツ"という世界についても全くもって無知であった。

なんでそんな私が突然仕事をバッサリやめて、どこにあるかも知らない"ウガンダ"に行ったかというと、それには少しばかり訳があった。

MBAの留学準備を2004年の夏から開始し、一時中断・再開を経て2007-8のラウンドでようやくApplyしたところ、いくつかの学校から合格を得るものの、Dream SchoolからはInterviewされることもなく、理想とは程遠い結果で完敗。これではせっかくの努力が報われんとすぐに翌年のRe-Applyを決意した。

ただ、2008年秋からの留学を100%想定して仕事をしていたので、1年間全く同じ職場での仕事で成長がない自分に強い焦りを感じていた。とくに、純ドメの私は早く海外での経験を積みたくって仕方がなかった。また、MBAのApplication準備中は無味乾燥な机上の作業が続いていたので、なにか"現場の香り"がする体験への渇望もあった。

さらに、1回目のApplicationの敗因を分析する過程で自分のバックグラウンド・キャリアゴールを見つめなおしてみると、プロのEssayカウンセラーの力を借りてビジネスエリート風味(?)に見せかけているものの、金太郎アメのような内容で、これじゃAdmissionはもとより自分で客観的に見て、Applicationとして・そして人間としてなんとつまらないことか! 10人の優秀な人材から1人に席を与えるMBA Admission・そしてGlobalの人材競争を通過する上には、今まで日本で経験してきた"皆同じ直線状でいかに精度を上げるか"の戦いと全く違い、単に仕事やAcademicで優秀な成績をおさめるだけでなく、なにか"ピカッ"と光る"ユニーク"さ、を磨きあげなければ、と痛感した。

で、どうすればその"ユニーク"さを磨けるか?を考えたあげく、単純に、①自分が興味を持っていることを追及していこう!、そして、時代の変化のスピードが速くなっているので、②"将来に向けてコツコツ"ではなく"思った先からすぐ"やろう! それを積み上げていくことで、Global人材競争でSurviveできるユニークネスに自然に磨きがかかるだけではなく、今後の自分のキャリア・人生が充実するのではないか?と結論に達した。

そして、ではMBA入学までの自由な時間を使って、今一番何が経験したいか?を考えた末、①英語圏の、②途上国でのボランティア活動、というシンプルな条件で選択肢を探した結果、JICAの短期ボランティアにごろごろ案件がころがっているのを発見し、たまたま持ちスキルがすぐに発揮できそうなウガンダでのITプロジェクトを担当させていただくことになった。

(活動当時のBlogに書いていた同様の内容⇒Why Volunteer? Why JICA? Why IT? Why Uganda?

※その後2度目のMBA Applicationも泥沼化し、前代未聞の3度目に突入しながらさらにいろんな経験を広げていく話は、別の機会にとりあげていきたいと思います。

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